富沢 祥也。 追悼。

2010100402080000.jpg

3日、日曜日。

日本グランプリ ツインリンク茂木。

モトGPクラス決勝直前に祥也の追悼セレモニーが行われた。

ポディウム上には祥也の両親、兄弟、チーム関係者。
1分間の黙祷のあと、永久欠番となった祥也のゼッケン「48」のレリーフの進呈。

観客席も、祥也を悼む旗、旗、旗。

祥也の魂もこの場に戻って来ただろう。

周知の通り、ヨーロッパで祥也は 「英雄」である。
その知名度も、ヨーロッパのサッカーチームに所属する日本人サッカー選手などよりはるかに高い。

過去、現在の日本人ライダーもそうだが。

前戦、スペイン・アラゴン戦では 祥也の追悼セレモニーにスペイン国王・ファン・カルロス1世が参列していた。

何が言いたいか…。

祥也も含めて、ヨーロッパで 「英雄」視される日本人ライダー。
その活躍を、死を、小さくしか取り上げようとしない 日本のマスコミ、官僚。

情けない…。

モトGPは、ヨーロッパではサッカーと人気を二分する命と名誉を掛けたスポーツ。 サッカーは命までは掛かってないけど。
  

しかも、参戦し、トップ争いをするメーカー、コンストラクターはほとんど日本の企業なのに…。                                                                       

本当に情けない…。