地震の影響で4月の茂木での日本GPは秋に延期なったが、微妙な中東情勢の中、ドーハ・カタールで無事開幕したMOTO GP。
早いもので、去年のサンマリノGPでレース中の事故で他界した富澤 祥也が開幕戦のカタールで優勝を飾って一年になる。
このロサイル・サーキットには祥也のモニュメントがつくられた。
写真は20日決勝のMOTO GPクラスの表彰式。
一位のD・ペドロサと三位のA・ドビチオーゾ、共にレプソル・ホンダ。
二人が表彰台で手にしている旗。
日本国旗に「ガンバレ!日本」。
今月、来月、世界各国でモータースポーツが開幕する。
どのカテゴリーでもこの様な光景は目にする事だろう。
このカタール戦でも、レース前に、関係者、観客全員が1分間の黙祷。
参戦するマシンもほぼ全て、車体の思い思いの場所に、日本へのメッセージのステッカーを貼っていた。
世界中のほとんどのレースは日本企業と切っても切れない関係にあるからと言う理由もあるかも知れないけど、海外の番組を見ていると、本当に、日本の被災地の復興を願う声の大きさに感謝の気持ちを禁じ得ない…。

